国際会議 運用技術

第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)のトップコンファレンスセッションにてCOMPSAC 2024で採択された論文について発表をしました

国際会議 運用技術

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2025年9月3日から5日にかけて開催されている、第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)のトップコンファレンスセッションで、ペパボ研究所から発表を行いました。

トップコンファレンスセッションは、各分野におけるトップレベルの国際会議や学術雑誌で近年採録された論文の著者が研究内容を紹介するもので、分野横断的に優れた研究を効率的に把握できる貴重な機会です。

重み付き逐次ガウス過程回帰モデルを...

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機械学習 運用技術

gpt-ossモデルのサービングにおけるリクエスト処理性能評価 ― NVIDIA H100・A100・L4の比較

機械学習 運用技術

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。

2025年8月、OpenAIよりオープンウェイトモデルとしてgpt-ossが公開されました。 これらのモデルは、軽量ながら既存の強力なモデルに匹敵する性能を示しており、gpt-oss-120bはo4-miniと、gpt-oss-20bはo3-mini と同水準のベンチマーク結果を達成したと報告されています。 また、これらはApache 2.0ライセンスのもとで提供され、単一GPUで効率的な推論が可...

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研究会 運用技術

情報処理学会第70回インターネットと運用技術研究会で不確実性下における目的と手段の統合的探索に向けた連続腕バンディットの応用について発表をしました

研究会 運用技術

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2025年7月28日に開催された、第70回インターネットと運用技術研究会(IOT70)で、ペパボ研究所から発表を行いましたので論文(研究会予稿)とスライドと共に紹介します。

不確実性下における目的と手段の統合的探索に向けた連続腕バンディットの応用

本研究では、情報システムの運用において、あらかじめ定まった目的に従うのではなく、状況に応じて目的自体も含めて適切な判断を構成していくという視点から、意...

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研究会 運用技術

マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2025)シンポジウムの招待講演として、なめらかなシステムについて発表しました

研究会 運用技術

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2025年6月25日から3日間に渡って開催された、マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2025)シンポジウムで、ペパボ研究所から招待講演を行いましたので発表資料と共に紹介します。

なめらかなシステムと運用維持の終わらぬ未来

ペパボ研究所では、情報システムに関わる利用者(ユーザー、開発運用者)が、その関わりにおいて不便さや面倒さを感じない未来のシステムを「なめらかなシステム」と名付け...

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機械学習

ベクトル検索システムの勉強会を開催しました

機械学習

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2025年3月25日に、ベクトル検索システムの社内勉強会を開催しました。 発表資料と共に内容を紹介します。

発表概要

RAGを始めとする情報システムとAIの統合において、互いの知識を効率的に引き出すための、ベクトル検索システムの重要性が増しています。ベクトル検索システムは、データとクエリをベクトルで適切に表現し、類似するデータを高速に検索することが目的です。この実現においては、ベクトルの特性・表...

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博士課程

「社会人」大学院生であることを最大限活用するには?ー博士(情報科学)取得の報告にかえて

博士課程

GMOペパボ株式会社取締役CTO、ペパボ研究所所長のあんちぽです。この度、北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAIST)より博士(情報科学)の学位をいただきました。このポストでは、経緯について簡単に述べた後、面接等でよく話題に上がる社会人大学院生としてのQ&Aについて紹介したいと思います。

博士研究および博士論文について

博士研究では、「IoTシステム開発の複雑さを低減するための統合的アーキテクチャ」と題した研究を博士論文としてまとめました。公聴会での発表スライドを以下に開してあります...

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博士課程

博士後期課程を修了し、博士(情報科学)の学位を授与されました

博士課程

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2024年9月25日に九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程を修了し、博士(情報科学)の学位を授与されましたので報告いたします。

進学の経緯

2017年に運用開発エンジニアから研究員となり、未経験なりに試行錯誤を重ねながらジャーナル論文の採択まで漕ぎつけたものの、一度、正しい研究の型を獲得しなければ、これ以上には結果の水準をあげることができないだろうとも痛感していました。 そこで、自身の研...

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国際会議 運用技術 機械学習

IEEE COMPSAC 2024で重み付き逐次ガウス過程回帰モデルを用いた多腕バンディット方策について発表しました

国際会議 運用技術 機械学習

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2024年7月2日から4日に渡って大阪で開催されたIEEE COMPSAC 2024において、Online Nonstationary and Nonlinear Bandits with Recursive Weighted Gaussian Processという標題で、フルペーパー採択論文の発表を行ってきました。発表資料と共に内容を紹介します。

IEEE COMPSAC 2024

compsac2024

IEEE...

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機械学習

AIを前提とした体験の実現に向けての勉強会を開催しました

機械学習

ペパボ研究所 研究員/プリンシパルエンジニアの三宅(@monochromegane)です。 2024年3月27日に、AIを前提とした体験の実現に向けての社内勉強会を開催しました。 発表資料と共に内容を紹介します。

背景

ペパボではAIを前提とした新しい体験の実現に向けて、全社的な取り組みが加速しています1。 この動きに伴い、ペパボ研究所はAIを前提とした体験、すなわちAI体験について、職種を超えた共通理解を醸成することの重要性を認識しています。 そのため、社内外の実践例や最新の動向を調...

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国際会議 IoT

IEEE WFIoT 2023でWebAssemblyを用いた動的に更新可能なIoTアプリケーションとisomorphicなIoTシステムについて発表しました

国際会議 IoT

ペパボ研究所所長の栗林(あんちぽ)です。

2023年10月12日からポルトガルとのハイブリッドで開催されたIEEE WFIoT 2023において、Dynamic IoT Applications and Isomorphic IoT Systems Using WebAssemblyという標題で発表を行ってきました。

発表資料と共に内容を紹介します。

IEEE WFIoT 2023

IEEE WFIoTは、IEEEにおけるIoT領域の複数ソサエティが主導するIEEE IoT Technical...

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